マット・デイモンが“人間兵器”ジェイソン・ボーンを演じたメガヒット映画『ボーン』シリーズを新たなキャスト&スタッフでドラマ化。CIAの「トレッドストーン計画」が生んだ“眠れる暗殺者”たちは、他にも世界中にいた。何年間も平凡に暮らしていたが突然、暗殺者として覚醒する彼ら=“セミ”。命を狙われた彼らは「トレッドストーン計画」の謎と自身の正体を探りながら、驚異の戦闘能力で巨悪を迎え撃つ。人気作家ロバート・ラドラムの“ボーン・ワールド”をリブートしたのは『HEROES/ヒーローズ』のクリエイター、ティム・クリング。過去と現在、4大陸が舞台という壮大なスケールで、激闘がノンストップで展開するスパイ・アクション超大作!
人間を究極の兵器に作り変えるCIAの「トレッドストーン計画」「ブラックブライアー計画」が、ジェイソン・ボーンに阻止されるよりずっと前、1973年の東ベルリン。CIAのジョンはKGBに捕まり、洗脳で暗殺者を生む実験の被験者にされるが、なんとか研究施設から逃亡する。時は過ぎて現在。ロンドンで元ジャーナリストの女性タクシー運転手タラは、北朝鮮軍の大物から巨大な陰謀が進行中だと知らされ、CIAのライバル同士、エレンとマットはタラをマークする。同じ頃、北朝鮮では軍人の夫や幼い息子と暮らすピアノ教師の女性パク・ソヨンが、何者かからのメッセージを受け取ると暗殺者に豹変する。一方、遠くアラスカの海底油田基地の近く。基地をリストラされたばかりの男性ダグは、酒場のケンカで自身に眠っていた超人的戦闘能力に気づく。そしてロシアのクルスクでは老女性ペトラが夫と暮らすが、彼女は1973年、ジョンを洗脳する作戦に参加していて…。
